はじめに
今から必要なものをインストールしてもらいますが、注意事項があります。各事項にも注意すべきことが書いてあります。 よく読んでからインストールを始めてください。
1. 班でリーダーの人を決めてください。リーダーの人と他の人で手順が違います。 2. 必ず順序通りしてください。順序を間違うと手順が複雑になる可能性があります。 3. Macは簡単にだけ説明しています。 4. 全体の流れを説明した後、詳しい手順の説明をしています。順番に操作してください。
全体の流れ
まずは全体の流れを説明します。下の図を見てください。
インストールするもの
・Git
・SourceTree
Gitはバージョン管理システムの一種です。
SourceTreeはGitのGUIクライアントです。Gitを使いやすくするアプリケーションだと思ってください。
アカウント登録するもの
・Bitbucket
Bitbucketはリモートホスティングサービスです。ここに共有リポジトリ(フォルダ)を置いて開発を進めるというイメージです。
ここで一つ注意があります。
Bitbucketでリポジトリを共有するために「チーム」を作らなければなりません。
リーダーの人に「チーム」を作ってもらうのですが、他の人を招待する場合には「アカウント名」か「メールアドレス」を入力してもらう必要があります。アカウント名でも構わないのですが、間違えた場合に知らない人をチームに招待してしまう場合があるので、ここでは確実性を取って「メールアドレス」で招待してもらいます。
なので、リーダー以外の人は「招待」のメールが来るまでアカウントの登録はしないでください。
次にBitbucketで「共有レポジトリの登録」をしてもらいます。
ここで リーダーの人だけEclipseでプロジェクトを作成し、共有レポジトリに保存してもらいます。
その後、リーダー以外の人は、SourceTreeで共有リポジトリから自分のPCにコピーしてもらいます。(Webのリポジトリからコピーすることをクローン[clone]といいます)
やることのまとめ
共通事項1. Gitのインストール 2. SourceTreeのインストールリーダーの人
1. eclipseでプロジェクトを作る 2. Bitbucketのアカウント登録 3. チームの作成し、チームメンバーをBitbucketに誘う(Bitbucketからチームメンバーにメールを送信します) 4. Bitbucketに(1)で作ったプロジェクトを登録(push)リーダーじゃない人
0. (eclipseでプロジェクトを作らない・Bitbucketのアカウントを作らない) 1. Bitbucketからのメールが届いたら、メールに従ってBitbucketのアカウント登録(自動的にチームに加入) 2. チームのレポジトリをSourceTreeでコピー(clone) 3. eclipseにプロジェクトを追加
全体的な時系列の流れは上の図を参考にしてください
それでは具体的な手順を説明していきます。
共通部分
Gitのインストール
WindowsではGit for Windowsを使ってインストールします。下のスライドを参照してください。MacはHomebrewですぐ入ります。(% brew install git )
スライドに沿っていけばインストールできますが、選択肢の部分の日本語訳を載せておきます。欲しい機能があれば参考にしてください。
[3] Select compornents(追加機能の選択)
- Additional icons→ ショートカットアイコンを作成。デスクトップとクイック起動を選べる
- Windows Explorer integration→ エクスプローラのコンテキストメニューにGitコマンドメニューを追加する
- Associate .git* configuration files with the default text editor→ gitファイルをGit Bash上で実行するように関連付けする
- Associate .sh files to be run with Bash→ シェルスクリプトファイルをGit Bash上で実行するように関連付けする
- Use a TruType font in all console windows (not only for Git Bash)→ コマンドプロンプトで TrueType フォントを利用する設定
[5] Adjusting your PATH enviroment(環境PATHの設定)
- Use Git Bash only → 環境変数PATHの変更はなし
- Run Git from the Windows Command Prompt → 環境変数PATHにGITが追加される
- Run Git and included Unix tools from the Windows Command Prompt → GitとUnix toolsの両方が環境変数PATHに追加される。find.exeやsort.exeなどのWindowsツールを上書きするので注意。
→ 2番目[Run Git from the Windows Command Prompt] を選択。(Unixのコマンドも便利なので入れるなら3番目でもよい)
[6] Configuring the line ending conversions(改行文字の変換設定)
- Checkout Windows-style, commit Unix-style line endings→ チェックアウト時にLFをCRLFに変換、コミット時にCRLFをLFに変換。Windows上でのクロスプラットフォームプロジェクトではこれが推奨("core.autocrlf"がtrue)。
- Checkout as-is, commit Unix-style line endings→ チェックアウト時は変換なし、コミット時はCRLFをLFに変換。Unix上でのクロスプラットフォームプロジェクトではこれが推奨("core.autocrlf"がinput)。
- Checkout as-is, commit as-is→ チェックアウト時、コミット時ともに改行コードの変換なし。クロスプラットフォームのプロジェクトではではお勧めしない("core.autocrlf"がfalse)
SourceTreeのインストール
スライドに沿ってインストールを行ってください。DLはこちらから。
Macも同じURLからDLし、インストールしてください。
※初期起動時のポップアップが出た場合はこちらを参照してください。
ここからはリーダーの人とリーダー以外の人に分かれます。
リーダーじゃない人
※ eclipseにプロジェクトをインポートする時に、eclipseの日本語化の不具合で稀に出来ない場合があるようです。香川先生の授業ページにやり方が乗っているので、eclipseの日本語化を取り消してください。